誠実に

新人議員の挑戦

能登半島地震 復興を考える 2

 今回は場所について

 都市圏以外の地方は過疎化が進んでおります。復興途中は業者さんや様々な方が被災地を訪れて賑わいますが、復興完了を告げられると、徐々に賑わいが失われていきます。

 復興期では、バス等利便性も悪くないかも知れませんが、自治体の人口数によってはバスの本数も減り利便性が低下します。

 結論から申しますとなるべく集中して再建してください。生まれ育った場所を離れたくない気持ちや、所有している土地等を考えると以前の場所に戻りたい気持ちは勿論よくわかります。過疎化が進むと食料品の買い出し、通院、色々課題が出てきます。

 病院は月に数回の不便を我慢すればと思いますが、食料品や毎日のことを考えると、病院、学校、食料品店、公共交通をセットで考えてまちづくりして欲しいと願います。

 とにかく復興完了までは相当な時間を要すると思います。( 10~15年 )

 2024年問題の運転手が不足することが今後予想されます。

高齢者人口が多ければ多いほど、専用路線をつくり、自動運転バス等を導入することをお勧めします。 復興期であればできること。釜石ではもう予算を捻出することは難しい状況です。安全性の面から一般車両と一緒の道路を走らせることに自治体は難色を示すかも知れません。廃線になった鉄道路線があれば利用したり、専用路線による安全性の向上を訴えればこれからならば出来ること、これからだから出来ることだと思います。

 東日本大震災の教訓を是非活かして欲しいと願います。